2017以降へ



八公山(パルコンサン)(2016.11.11)

 韓国の大邱広域市の北郊にある標高1200mほどの低山。縦走路の最高点は東峰だが、こちらには山頂標があるだけ。一方、八公山系の東端のピークである冠峰(標高850mほど、慶山市との市境)にはカッパウィ(漢字語でないが直訳すると冠岩)と呼ばれる像高4mの石仏がある。三国時代(4世紀〜7世紀)との伝承があるが、様式からは統一新羅時代(7世紀〜10世紀)の造像とされる。いずれにしても、1000年以上も野外にあった石像とするなら、細かい表情や衣服の襞まで風化せずに残っていて、保存状態は非常によい(宝物431号、台座や石段は後補)。
 プサンの空港から東大邱まで直行の高速バスがあり(所要1h)、大邱市内で市内バスに乗り換えると登山口まで行けるので、午後の早い時刻に空港に着いたときは、八公山の東峰(桐華寺入口バス停からケーブルを使わずに往復1.5h)か、それとも冠峰(カッパウィのバス停から往復1h・・ただし、どちらも、かなり速いペース)を、時間調整用に。下山後、高速鉄道を使えば、プサン中心部に直行できる。なお、東峰と冠峰の両方を縦走すると、トータルで5hほどはかかる。
 この日は、冠峰に向けて・・。(単独)


2016.11.11(冠峰への道)

2016.11.11(冠峰石造如来坐像・・通称カッパウィ)



富士山の積雪(2016後半・・2回分まとめて)

 この月、2度の富士山。2016.11.5はまだ御殿場口新五合目までクルマで入れたが、2016.11.26には富士山スカイラインから新五合目までの車道が冬期閉鎖。この先、冬季には、太郎坊のトンネル脇にクルマを駐めて歩くしかない・・といっても、新五合目の駐車場から歩くのと比べて、片道プラス20分なので、大きな違いはない。
 両日とも、やや多雪だが、新雪なので軟らかい。(すべて単独、アイゼン・ピッケル)


2016.11.5

2016.11.26



由布岳(2016.10.9)

 大分県の由布岳。関西方面などからのクルマでの移動を考えると、九州内ではアクセスのよい山(北九州方面から見て最初に出会う1500m峰)なので、何度かハイキングに。山頂部には、小規模な岩場もあるが(積雪期ならアイゼン・手袋で少し楽しめる程度)、登山道は歩きやすい。(2人)


2016.10.9(湯布院の街を見下ろす登山道)

2016.10.9(山頂部の岩場)



富士山の初冠雪(気象統計外)(2016.9.25)

 御殿場口から日帰り。登ってみると、雪が・・。
 この日が実質的な初冠雪と思われる。気象統計では、この年の初冠雪は2016.10.26とされているが、これは「甲府地方気象台付近から目視で・・」という条件。降雪中やその直後は雲に隠されて、甲府盆地などの遠距離からは山頂が見えないことが多いはずである。その間に、積雪がなくなると、統計上は、初冠雪にならない。毎年の観測条件を揃える必要性はわかるが、観測可能か否かは、積雪後の霧や雲の状態という偶然に左右される。実際の積雪開始がこの日でも、統計上の初冠雪はその後の観測条件しだいで、すぐに初冠雪とされたり、1ヶ月以上もずれたり、・・とすれば、気象統計としても、その有用性がやや疑問である。(単独)


2016.9.25(山頂標・・ガスで視界はない)

2016.9.25(富士宮口山頂から剣が峰)



小槍(2016.9.3)

 珍しく2人で登っていると(小槍で複数は異例・・筆者は単独が多いし、この場所は、ワンピッチなので、単独向きの岩場と思っている)、もっと珍しいことに、他のパーティーがいた。
 終了点で懸垂の準備をしている筆者らと(落石を恐れて、ロープダウンができず、支点を占領したまま、固まっている・・取り付きは直下でないので落石直撃の心配はないが、後続パーティーの人数は把握していないので、直下にも人がいる可能性が・・)、下に小さく見えるのが後続のパーティー。新穂高からの日帰り。(2人、ロープ9mmx50m他)



カイラス巡礼道(2016.8.9)

 西チベットのカイラス山を周回する巡礼道を、仏教徒の例に倣い、右回りで(本尊周回の行道作法は仏教では右回り)。
 日本の旅行業者が組成する団体旅行の場合、カイラスの周回だけで3日間(プラス高度順応)などと時間がかかるので、これを使わずに、かわりに、中国成都の業者に現地手配(成都以遠の国内線航空券、チベット入境許可証、乗用車、現地ガイド)を依頼。1日でカイラスを周回する行程を組んだ。チベット人の例では、五体投地なら10日程度らしいが、徒歩なら子供でも1日。長時間歩行さえ苦にならなければ、1日での周回は可能と考えた。それでも、日本発着で考えると、総日数は9日間もかかる。やはり、カイラスは遠い(ラサからでも、陸路で往路2日、帰路はチョモランマ見物・・遠景の写真はきれいに撮れた・・を含め3日)。
 早朝の4:30頃(中国標準時)にタルチェンの招待所を出発。カイラスは、中国最西端に近い場所で、北京より2hほども日の出が遅く、この時刻は真っ暗だが、たくさんのチベット人(家族連れが多い)が、ランプをつけて歩いている。歩行ペースは遅いが、平均標高5000mで速歩は不可能。それでも追い越し気味にどんどん進む。やがて明るくなり、昼頃に行程中の最高点ドルマ・ラ(標高約5500m)。そこから、少し急な下り坂。その後は、川筋に沿って長いハイキング。帰着したのは、19:00前(まだ明るい)。そんなに疲れない。体感的には、新穂高からの小槍日帰りより楽である。
 写真は、ドルマ・ラ付近。写真右下のタイムスタンプは、カメラのカレンダクロック設定が日本時間のままなので、中国標準時と比べて1時間進んでいる(実際にこの場所の通過は正午頃)。(2人 プラス 現地ガイド)

2016.8.6
大阪 - 上海 - 成都(CA4514)
2016.8.7
成都 - ラサ(3U8657)
ラサ - シガツ ェ - ラツェ(乗用車)
2016.8.8
ラツェ - タルチェン (乗用車、途中でマナサロワール湖)
2016.8.9
タルチェン - カイラス周回 - タルチェン(徒歩54km・・カイラス山巡礼)
2016.8.10
タルチェン - サガ(乗用車)
2016.8.11
サガ - オールドティンリ ー ロンボク寺(乗用車、チョモランマBC付近まで)
2016.8.12
ロンボク寺 ー ラサ(乗用車)
2016.8.13
ラサ - 成都(3U8696)
2016.8.14
成都 - 上海 - 大阪(CA461)




 おまけ:
 チョモランマ遠景。ラサへの帰路、チョモランマBC・・日程は上表・・から眺めたもの。20:37だが(写真のタイムスタンプは21:37だが、カメラのカレンダクロックが、中国標準時と比べると1h進んでいる)、この時刻でも、チベットではまだ明るい。



飛騨沢から槍ヶ岳(2016.4.24)

 新穂高から日帰り。写真は小屋明け準備中の槍ヶ岳山荘。このときは大槍だけ。
 筆者の場合、テント泊のときには、水濡れ破損を避けるため、カメラを持たないことがほとんど。さらに、やや厳しい岩が予想されるときにも、破損必至なので、カメラだけでなく、腕時計も外してクルマに置いていく。そのため、写真(と登った日時)が確認できるのは、日帰りハイキングだけとなってしまう。ほかの山も登っているはずだが、あとで整理すると、出てくるのは、富士山(強風になるとテントも危険なので日帰りに決めている)のほか、槍方面(新穂高からなら確実に日帰り)の写真が多い。(単独、アイゼン・ピッケル)



富士山の積雪(2016前半・・6回分まとめて)

 この年は、カイラスのハイキングを計画していたことなどもあって、足慣らしのつもりで、富士山は、前月(2016.1.16)に登ったあとも、月に1回を上回るペース。すべて御殿場口からの軽装日帰り。
 図らずも、山頂標付近の定点撮影になってしまったが、これを見比べると、2月から雪が増えて、4月から連休頃に最も積雪量が多いというこの山の特異な積雪パターンがわかる。(2.11〜5.14は単独、6.12は2人、アイゼン・ピッケル)


2016.2.11

2016.2.27

2016.3.26

2016.4.10

2016.5.14

2016.6.12



御殿場口から富士山(2016.1.16)

 この山は、秋には、ほとんど無雪で(2015後半、2回分)、1月末くらいまでは雪が少ない。このときも、雪線は3200m前後。その上も、地肌が見えている。下から見上げると、黒々とした山体に、雪が少しだけ・・と見えるはずである。山頂部でも、山頂標の基部が隠れるぐらいなので、せいぜい20cm程度。これでほぼ例年並みと思う。ただし、地面の水分は、低温で凝結している。氷の上に砂礫(火山灰)を撒いたような状態で、アイゼンは不要だが、非常に歩きにくい。
 この翌月ぐらいから、積雪が増える。(単独、アイゼン・ピッケル)


2016.1.16(山頂)

2016.1.16(標高2800m付近を登行中に山頂方向・・少雪!)


2015以前へ