何度も登っている小槍(もちろん槍ヶ岳の付属峰)。クライミングは安易なのだが、最近では、ロープとギア一式をかついで、新穂高からの日帰りにチャレンジという体力確認のイベントになりつつある(還暦を過ぎると、体力低下が気になる!)。
例によって、3:00頃に新穂高の登山者用駐車場から歩き始める。滝谷あたりで明るくなるが、相変わらず霧雨。10:00前に槍の肩。この時刻には晴れ(というより雲の上に)。槍ヶ岳山荘前で準備して、小槍の取り付きに(他の人に気づかれないようにヘリポートから回り込む)。
開始点(曾孫槍のコル)のピトンを連結していたスリングが、老朽化で不安だったらしく、切られているほかは、支点にも変化なし。特に問題なく終了点。大槍を見上げても、ほとんど人がいない。
槍の肩に戻り、ロープをたたんで、12:05下山開始。これからが長い(体力の低下を痛感)。18:00前に新穂高に戻る。一応は日帰り達成。(単独、ロープ9mmx50m他)